八宝茶

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八宝茶とは

八宝茶という名前は良く聞きますが、どういうものがご存知ですか?

まず、「八」ですが、「8種類」という意味ではなく、「たくさん」「数が多い」の意味です。八百屋、八百万、八重桜などと同じ意味ですね。

「宝」は「大切なもの」を意味しています。

つまり八宝茶は、数種類の体に良いものをブレンドしたお茶、ということになります。また、その内容は茶葉に限りません。代表的なものは、菊茶、干し竜眼、白キクラゲ、朝鮮人参、干し葡萄、羅漢果、ナツメ、氷砂糖などです。

何をブレンドするかによって、風味や効能にはバリエーションができます。

八宝茶を楽しもう

八宝茶は、中国茶の一つとして知られていますが、もともとはシルクロード地方の回教(イスラム教)徒のお茶でした。回教ではお酒が禁止されているので、お茶の楽しみや癒しが発達したようです。

ブレンドの仕方に決まりはないので、各家庭の味があるのが八宝茶です。あなたも自分の八宝茶を作ってみませんか?

作り方はかしこまる必要はありません。

中国緑茶やウーロン茶と一緒に、すべての素材をグラスやお茶碗やポットなどに入れましょう。日本の緑茶はあまり相性が良くないです。素材は体に良いと言われている、植物性のものなら何でもOKです。漢方薬の原料やフルーツなどを選ぶと作りやすいですね。

容器のおすすめはガラス製です。素材の種類が多く色とりどりですし、お花も入れると見た目にも華やかで楽しいですよ。

沸騰させたお湯を少し冷ましたくらい(80度前後)で、3分くらい蒸らしてから淹れるとちょうどいいです。

飲んだ後の素材は、食べてしまってもいいですね。

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