ロモグラフィー

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ロモグラフィーって何?

ロモグラフィーとは、ロシアのトイカメラ「ロモ」で撮った、写真「フォトグラフィー」のことです。

ロモはレニングラード光学機器公社(Leningradsloje Optiko Mechanitscheskoje Objedinenie)の略です。魚眼レンズやピンホール・パノラマ撮影などの機能のあるフィルムカメラで、ピンボケ感やあいまいさが人気を集めています。

ですが、このロモもロシアではそれほど人気がなく、1990年代の東西融合の際に古い時代のものとして去りゆくものの一つになろうとしていました。それを拾い上げたのは、ウィーンからプラハに遊びに来ていた学生たちです。彼等の自由でインスピレーション溢れる心がロモを見出し、その「面白さ」を多くの人たちに伝染させていったのです。

ロモグラフィーの特徴は、とにかくたくさん撮る、できた写真を見せる・見る、ことです。そこには写真という「物」だけではなく、撮った時の「事」、見せあった時の「事」が詰まっているのです。

ロモグラフィーの輪

ロモグラフィーは、今や世界中にファンがいて「ロモグラフィー・ソサエティ」本部がウィーンに置かれています。

日本ではインターネットを介して広がり、ロモグラフィー・ジャパンが運営するサイトでも、メンバーサイトがあり、メンバー同士のロモグラフィーをアップ・鑑賞できるようになっています。

その人気はますます高まり、2008年8月には「ロモグラフィー・ギャラリーショップ・トーキョー」が、東京の南青山に開店しました。ロモの販売と、作品の展示、ワークショップなどが行われます。

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